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60度の下削りの鎬に、直角に近い鏡面の刃を付けたベーシックな刃先の先細のキサゲです(三角キサゲとは刃先の横の角度が違います)
注)先端をケガキのようにプラモにスジ彫りとしての使用もありますが、この用途に使用の際にはプラモケガキ用の”ケガキサゲ”を推奨しますm(__)m
本来貴金属のそぎ落とすような磨きの作業に使用するものですが、多彩な作業にも使用可能かと思います
オール超硬なので、ロー目がありません
注意点としては極端に先端が尖ってますので、先端をぶつけると簡単に欠けます
破損や刃こぼれは補償の対象になりませんので、ご注意ください
あらかじめ少し先端を落とす事も可能ですので、その際にはお申し付けください(無償)
※再研磨工賃:500円~
宝石の街甲府として発展の時代の彫り職人から三代の歴史を継承してる私が自ら開発し1本1本製作してる超硬タガネです
量産の高速研磨の技術と職人による手研ぎの技術を併せ持ち、独自の研磨方法で他に真似の出来ない刃先に仕上げてます
SUS304(18-8ステンレス)の柄は多少太め長めの規格サイズ5×3ミリになります
丸材をロールで伸ばして切っただけの柄ではなく、柄の上下も多少テーパーに切削してます
刃先は多少折れても再研磨で再使用可能ですが、長い場合には柄を短くしてください
平角材なので角は適度にありますが、好みでカスタマイズ可能かと思います
彫りは刃先の形状で曲げるもので、刃の向きは持ち手の指先感覚で水平を感じながら彫りますので、あまり丸くない方がいいです
曲面の刃先の研磨は角度を変えながらの研磨になりますので、若干丸くなります
毛彫りの場合は特に曲面同士の角になるので片切りよりもさらに難しくなります
超硬の船底の高速研磨(甲丸のみ手研ぎ)はダイヤと同じく細かいミラーボールのような多面カットになりますので最終仕上げはダイヤモンドペーストで仕上げてます
少しペーストで角をダレさせた方が曲がりもよくなります
特に量産品のような直のダイヤ砥石で研ぎっぱなしの刃では引っ掛かりますので、破損の原因にもなります
刃が折れないように彫ろうとすると洋彫りのように浅くしか彫れません
それでは和彫りタガネの意味がありません
このようにタガネが上手く研げるようになれば一人前とも言われてますので研ぎ見本にもなります
使い捨てのつもりならご購入はご遠慮くださいm(__)m
さらに鏡面SPLは強度を上げるためにも側面底面も単面鏡面仕上げしてます
それだけ正確なスクエアやテーパーに仕上げてる証です
特に片切りは主に側面との角で彫りますので側面研磨はメリット大だと思います
ただし視線の面は鏡面仕上げしてません(見難くなるのと上下識別のため)
刃先の形状はイラスト参照してください
巻きタガネは唐草彫りなど急な曲げ専用タガネになります
鋭角毛彫りは彫りや石留の縁取りに向きますが、下刃のカーブは緩くなります
釣り道具やジュエリー、果実も作ってますが、こちらは製作者直営直販サイトです
当工房で製作した製品しか売ってません!
再研磨の際には太さや角度などの調整も可能ですので、オーダーフォームにてお願いします