(全商品:34点)
宝石の街甲府として発展の時代の彫り職人から三代の歴史を継承してる私が自ら開発し1本1本製作してる超硬タガネです
量産の高速研磨の技術と職人による手研ぎの技術を併せ持ち、独自の研磨方法で他に真似の出来ない刃先に仕上げてます
SUS304(18-8ステンレス)の柄は多少太め長めの規格サイズ5×3ミリになります
丸材をロールで伸ばして切っただけの柄ではなく、柄の上下も多少テーパーに切削してます
刃先は多少折れても再研磨で再使用可能ですが、長い場合には柄を短くしてください
平角材なので角は適度にありますが、好みでカスタマイズ可能かと思います
彫りは刃先の形状で曲げるもので、刃の向きは持ち手の指先感覚で水平を感じながら彫りますので、あまり丸くない方がいいです
曲面の刃先の研磨は角度を変えながらの研磨になりますので、若干丸くなります
毛彫りの場合は特に曲面同士の角になるので片切りよりもさらに難しくなります
超硬の船底の高速研磨(甲丸のみ手研ぎ)はダイヤと同じく細かいミラーボールのような多面カットになりますので最終仕上げはダイヤモンドペーストで仕上げてます
少しペーストで角をダレさせた方が曲がりもよくなります
特に量産品のような直のダイヤ砥石で研ぎっぱなしの刃では引っ掛かりますので、破損の原因にもなります
刃が折れないように彫ろうとすると洋彫りのように浅くしか彫れません
それでは和彫りタガネの意味がありません
このようにタガネが上手く研げるようになれば一人前とも言われてますので研ぎ見本にもなります
使い捨てのつもりならご購入はご遠慮くださいm(__)m
さらに鏡面SPLは強度を上げるためにも側面底面も単面鏡面仕上げしてます
それだけ正確なスクエアやテーパーに仕上げてる証です
特に片切りは主に側面との角で彫りますので側面研磨はメリット大だと思います
ただし視線の面は鏡面仕上げしてません(見難くなるのと上下識別のため)
刃先の形状はイラスト参照してください
巻きタガネは唐草彫りなど急な曲げ専用タガネになります
鋭角毛彫りは彫りや石留の縁取りに向きますが、下刃のカーブは緩くなります
私が彫りを学んだ80年代に購入した超硬タガネの柄は全てスチールでした
現在は当所のタガネも含めてステンレスになってます
赤タガネや青タガネはサイズ別に長さも太さも違います
市販の超硬タガネの柄は全て一緒ですが、赤タガネや青タガネのようにサイズにより柄も変えた方がいいと思い試作してみました
石留めや繊細な彫りにお勧めです
定番のSUSの5×3に対して、スチールのSSの4×2ミリの平鋼の柄になります
SUSの柄も含めて、当所のタガネはロウ付け部分をサイズに合わせて少しテーパーに削ってます
全長は同じで超硬部分のチップが25ミリ、柄が75ミリ-ロウ付け部分5ミリで約95ミリになります(各部共に個体差あります)
SS400はSUS304に比べると随分柔らかいスチールになります
メリットは柄がオタフク槌の力を吸収して、刃先が破損し難くなります
車で例えるなら、ショックアブソーバーような役割しますので、船底と合わせてさらに刃こぼれし難くなります
(折れないという訳ではありません、刃の食い込みもよくなりますので深く彫り過ぎには注意です)
また柄を加工しやすく、赤や青タガネのようにロウ付け部分の段差を小さくしたりする事も容易です
(やり過ぎるとロウ付けが外れやすくなりますが、オタフク鎚の打撃に対して刃の落ち着きがよくなります)
また磁石に着くため、マグネットツールホルダーに固定出来ます
SS柄は主に極細用のタガネになりますが、デメリットはタガネ全体にしなり感がありますので、オタフク鎚の打撃に対して刃先の感度は鈍くなります
加えてオタフク槌の打撃による柄の打撃点が早く潰れます
また酸化が早く、すぐにサビます
これは一見赤タガネに見えますが、実は赤タガネを柄にした遊び心で製作した超硬タガネになります
主に和彫りに使うところの中太サイズのラインナップです
オリジナル超硬ヘラの柄付きヘラ棒になります
市販品に満足出来ないので、私自身で削り出し、研磨をして製作して使用してました
国産最高品質の超硬でキズが入り難いヘラですので、研磨も大変ですが、ヘラにキズや欠陥があったら磨き棒として意味がありません
ルーペで見て根元以外は無欠陥のレベルまで仕上げてます
実際に再研磨で市販のヘラ預かると、かなり欠陥の多い物が目立ちます
キズは割と消しやすいですが、欠陥は中まで入ってるので苦労させられます
国産と言われてる製品でも再研磨を断るケースも少なくありません
当工房のヘラは手作りのため超硬丸材をカットして研磨してますので、専用に接合したものではないので元々欠陥が少ないです
ジュエリーで例えるなら、キャスト製品と丸材から手作りするのと同じ感じです
その分は成型の切削に時間が掛かりますが、チップは綺麗に仕上がります
特にご自身で手入れされると、その欠陥の違いがわかると思います
欠陥があると、それ相応の工具がないと研磨出来ません
当然の事ながらチップはシャフトに穴を開け、深く入れてロー付けされてます
さらにロー付け部分は細さに合わせてテーパーに加工してます
サイズや個体差で多少の形状の違いはありますが、市販品のように丸棒をぶった切った形状ではありません
最高品質の超硬材を使用し、彫金職人の私自身が製作してますので当然ながら純国産品です
1本1本丁寧に製作してますので、よかったらお試しください
なお、いくら完璧に研磨しても手入れをしないとせっかく手間ヒマ掛けて磨いたヘラも機能が維持出来ません
定期的に再研磨するか、多少なりとご自身で手入れするならヘラチップをお勧めします
※再研磨工賃:500円~
※後から付いたキズや破損は保障出来ませんが、初期のロー外れは新品交換いたします
手間ヒマ掛けての製作ですので、使い捨てのつもりならご購入はご遠慮ください m(__)m
60度の下削りの鎬に、直角に近い鏡面の刃を付けたベーシックな刃先の先細のキサゲです(三角キサゲとは刃先の横の角度が違います)
注)先端をケガキのようにプラモにスジ彫りとしての使用もありますが、この用途に使用の際にはプラモケガキ用の”ケガキサゲ”を推奨しますm(__)m
本来貴金属のそぎ落とすような磨きの作業に使用するものですが、多彩な作業にも使用可能かと思います
オール超硬なので、ロー目がありません
注意点としては極端に先端が尖ってますので、先端をぶつけると簡単に欠けます
破損や刃こぼれは補償の対象になりませんので、ご注意ください
あらかじめ少し先端を落とす事も可能ですので、その際にはお申し付けください(無償)
釣り道具やジュエリー、果実も作ってますが、こちらは製作者直営直販サイトです
当工房で製作した製品しか売ってません!
再研磨の際には太さや角度などの調整も可能ですので、オーダーフォームにてお願いします